金融商品の中で、学生ローンという名称のものと、消費者金融のカードローンやキャッシングとの違いが分からないという人も見受けられます。
これらはいずれも、消費者金融に分類される貸金業者が取り扱う商品です。
したがって、当然ながら貸金業法の適用を受けることとなり、総量規制の対象となるなどの共通点もあります。とは言うものの、それらの商品には、相違点も存在します。
例えば、学生ローンの場合、その名称からも察しがつくように、学生の利用しやすい環境が整っている商品と言えるでしょう。
消費者金融のカードローンと比較して、勤務日数などの審査基準が少々緩やかに設定されているところもあります。また、審査に際して、在籍確認などがない学生ローンも多く存在します。しかしながら、それらのメリットがある分だけ、融資限度額は低めに設定される傾向があります。
学生ローンの中には、年収に関わらず、10万円という限度額が設定されている商品も存在します。したがって、学生ローンの融資限度額に不満がある場合には、利用する金融所品を再検討することをおすすめします。
なお、学生ローンという名称の商品でも、利用期間が学生の間だけに限定されていないものも存在します。